AutoHotkeyの使い方4ーSendコマンドの使い方ー

こんにちは、梅雨の低気圧に負けそうな生焼けです。

前回までで基本的な書き方について解説してきました。今回はSendコマンドについて詳しく解説していきます。

前回の記事&関連記事

よく使う修飾キーの表

キー指定の記号意味
^Ctrl
+Shift
!Alt
#Windowsキー

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sendコマンドの基本

参考サイト

Send / SendRaw / SendEvent / SendInput / SendPlay - AutoHotkeyJp

だいたいは上のサイトに書かれていますが、自分の使ってきたうえで気づいた点を交えて解説していきます。

前回のおさらい

sendコマンドを使うと、キーやマウスのボタンなどが押されたことになります

Send,a

とすると、“a”が入力された状態になります。

基本的にはこんな感じの動作ですが、sendコマンドにはほかにも解説が必要な部分があります。

入力された結果はIMEの状態に左右される

IMEの状態、つまり日本語で入力されるかどうかで

Send,a

の結果は変わっていきます

例えば、メモ帳などに入力する場合…

  • 入力モードが半角英数だった場合は、小文字の”a”と入力される
  • 日本語だった場合は”あ”と入力される

ということです。

思ったように動かない…なんてときは入力モードが半角英数になっているかどうかを確認してみてください。

大文字と小文字は区別される

大文字Aと小文字aは別の文字として区別されます。

つまり、半角入力モードになっている場合

Send,a

“a”と入力され

Send,A

“A”と入力されます

2文字以上も指定できる

例えば、“abc”と入力させたい場合

Send,a
Send,b
Send,c

としなくても

Send,abc

と指定すればOKです。

Enterなどの特殊キーは{}が必要

キーの指定のときは特殊キーでもそのまま

F1::

と書いても大丈夫でしたが、sendコマンドのときは{}が必要になります。

Send,{F1}

のような感じ。

もし、

Send,F1

としてしまうと、大文字のFと1が入力されるので注意しましょう

また、うまく行かない場合、”{}”が全角になっていないかどうかも見てみてください。

ちなみに…

クリックもできます。

Send,{LButton}
;左クリック
Send,{RButton}
;右クリック

特殊キーの名前をまとめたサイト

特殊キーの名前については下のサイトでまとめられています

キーリスト - AutoHotkeyJp

修飾キーと組み合わせて使う

sendコマンドでは修飾キーと組み合わせて使う事ができます

つまり、Ctrl+CやCtrl+Vなどの既存のショートカットキーを使うことができる!超強い

修飾キーを使う場合は、キーの指定をするときにも使った記号を用います。(下の表)

修飾キーの表

キー指定の記号意味
^Ctrl
+Shift
!Alt
#Windowsキー

使い方

通常キー

例えばCtrl+Cとしたい場合、

Send,^c

とすればOKです。

特殊キーの場合

特殊キーも修飾キーと組み合わせて使えますが、その場合{}を書き忘れないようにしてください。

Shift+Enterとしたい場合

Send, +{Enter}

のように書きます。

複数のショートカットを組み合わせることも可能!

sendコマンドをいくつも組み合わせることが出来るので、よく使う複数のショートカットや操作を一括で出来るようになります

例えば、

コピー⇒下の行にカーソルを移動させる⇒貼り付ける

なんてことも

!v::
Send,^c
Send,{Down}
Send,^v
return

のように設定すればAlt+Vだけで一発で可能に。

組み合わせ次第で自分の仕事やよく使う動作を一気に短縮させることができます!

同じキーを複数回押す

例えば、aを10回押したい時、

Send,a
Send,a
Send,a
以下略

と10回書くのは流石にめんどくさいですね。

そんな場合にも簡単に書く方法がきちんと指定されています

書き方

Send,{a 10}

のように

Send,{キー名 数字}

と書きます。

キー名と数字の間には半角スペースが必要です。

特殊キーの場合

特殊キーの場合も同じく

Send,{Enter 10}

と書けば、数字の回数分だけそのキーが押された状態になります。

修飾キーと組み合わせる場合

Send,+{Enter 10}

のように{}の外に修飾の記号を足します

押し下げる/押し上げる

sendコマンドは基本、キーを押し下げて押し上げるまでがワンセットですが、別々に分けることもできます

Send,{a down}
;押し下げ
Send,{a up}
;押し上げ

どういう時に使うのかというと、ソフトによっては既存のショートカットがうまく動作しないことがあります。そういう時に使ったり…って感じです。

Send,{Ctrl down}
Send,{s down}
Send,{s up}
Send,{Ctrl up}

日本語も指定できる

Sendコマンドでは、日本語、つまりひらがなや漢字も使えます。

Send,あ

とすると半角モード、日本語入力モードでも「あ」と入力されます

ただし、結果はすこし違い、

  • 半角モード⇒「あ」と確定される
  • 日本語入力モード⇒「あ」と入力されるが確定されない

つまり、下の画像のようになります。

こちらの場合も半角モードにしておいた方が、思ったような挙動になると思います。

まとめ

よく使うSendコマンドについてまとめました。

もっといろんなコマンドがあるんですが、ぶっちゃけこれだけでも十分使えます。すごく使えます。

次回はもっと使いやすくなるウィンドウ、ソフトごとにショートカットキーの動作を変える方法をまとめます。

日本語版Wiki

AutoHotkeyJp
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