AutoHotkeyの使い方3ー動作部分の書き方ー

こんにちは、生焼けです。

前回はキーの指定について解説しました。今回は基本の構文でいうところの動作の部分を解説していきます

キーの指定::
動作
return
;メモです

前回の記事&関連記事

修飾キーの表

キー指定の記号意味
^Ctrl
+Shift
!Alt
#Windowsキー
::“^a::”でCtrl+Aを押したとき…という感じ
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重要!returnを忘れずに

最初から最後の話をしますが、動作の終了には必ずreturnを書くのを忘れないようにしましょう

例えば、

^+s::
何かしらの動作A
何かしらの動作B
return

のように書きます。

もし、”return”を付けずに

^+s::
何かしらの動作A
何かしらの動作B

^+r::
何かしらの動作C
何かしらの動作D

としてしまった場合、Ctrl+Shift+Sを押しただけで「なにかしらの動作A」~「なにかしらの動作D」まで動いてしまいます。注意しましょう

動作(コマンド)の書き方 (sendを例に)

それでは動作の書き方を解説していきます。

といっても、動作は全部把握できないくらいいっぱいあるので、恐らく一番使うことになるであろう“send”コマンドを例に解説していきます

sendコマンドのかんたんな説明

sendコマンドを使うと、キーやマウスのボタンなどが押されたことになります

例えば

Send,a

とすると、“a”が入力された状態になります

sendコマンドについての詳しい解説は次の記事で。なんとなくキーが押せるんだな、くらいに認識しておいてください。

コマンドの書き方

基本的に

コマンド,引数A(コマンドに指定するなにか),引数B,…

みたいな感じで引数を”,”(カンマ)で繋いで書きます

引数=コマンドに渡す情報やオプションなどのこと。コマンドが動詞だとしたら、引数は主語や目的語みたいなイメージ。

コマンドによって必要な引数の数や内容・書き方は違いますが、基本的にはこのように書いていきます。

sendコマンドの場合は

Send,キー名

という単純な書き方です。わかりやすい。

実際にショートカットキーを作ってみよう

これを基本の構文に則って書いてみると

^+s::
Send,a
return

のようになります。

複数コマンドを書きたい場合は、

^+s::
Send,a
Send,1
Send,a
return

のように書くこともできます。

ただし、必ず1つのコマンドごとに改行をしてください

^+s::
Send,aSend,1
Send,a
return

のようにしてしまうと、aSend,1が引数として扱われてしまいます。

おまけ/1つのコマンドだけ使う時

先程、例として

^+s::
Send,a
return

と書きましたが、このようにコマンドが1つだけの場合下記のように一文で済ませることができます。

^+s::Send,a

この場合“return”もいりません

もちろん、最初の書き方でもなんら問題はないのでお好きな方でお書きください。

Wikiのコマンド(動作)のページ

動作部分は変数や式・関数などが使え、本当にできることが多岐にわたります。

慣れてきたら下ののWikiを隅々まで読んで自分のしたいことを実現させていくと良いと思います。

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まとめ的な

今回はsendコマンドを例に動作の書き方について解説しました。

次回はよく使うコマンドであるsendコマンドについてもう少し詳しく書いていきます。

参考記事

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次の記事

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