こんにちは、生焼けです。
前回はソフトの導入から簡単な使い方を解説したので、今回はもっと詳しい使い方を説明していきたいと思います。
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前回、基本の構文は下のような感じだと書きました。
キーの指定::
動作
return
;メモです
今回はそのキーの指定の部分を詳しく見ていきます。
修飾キーの指定
重要なのは前回も出てきたこの表です。
キー指定の記号 | 意味 |
^ | Ctrl |
+ | Shift |
! | Alt |
# | Windowsキー |
:: | “^a::”でCtrl+Aを押したとき…という感じ |
(どの記号も文字も半角であることに注意してください!)
例えば、Ctrl+Bを表すのは
^b::
Alt+Wを表すのは
!w::
Ctrl+Shift+Sを表すのは
^+s::
みたいな感じです。
このとき、大文字にするとShiftキーを必要とするようになるので注意しましょう。(後述)
通常キーの指定
アルファベットなどはそのままかけば大丈夫です。
例えば、aに動作を割り当てたい場合は
a::
のように書きます。
数字や記号なども指定出来ます。
1::
[::
Shiftキーを必要とするキーの場合 (記号や大文字など)
( や&、大文字のAなどのShiftキーを必要とするキーも指定出来ますが、Shift+元のキーと同じ指定になります。
(::
は
+8::
と同じです。
A::
は
+a::
と同じです。
ややこしいので下の書き方で統一した方がミスやエラーを起こしづらいです。
ファンクションキーなどの特殊キーの指定の仕方
F1などのファンクションキー、また、EnterキーやDeleteなどの名前のついた特殊キーの場合の指定方法ですが、こちらはそのまま
F1::
修飾キーを合わせたい場合もそのまま
+F1::
と書けばOKです。
最初はよく見ることになるのでお気に入り登録しておくと便利です。
その他特殊キー
一部のキーは先程のページで書いてあるとおりに記述しても動作しないことがあります。
今の所そのままで使えなかったのはCapsLockとIME関係のキーだけですが、もしかしたら他にもあるのかも?
その場合はキーのコード的なものを調べる必要があります。やり方はまた後日解説するつもりです。
CapsLock
vkF0::
IME制御キー(カタカナひらがなキーや半角全角キーなど)
IME制御のキー指定(上のページでvk1Csc079 などと書かれているやつ)はとりあえずキー名の前半4桁(vk〇〇)だけを記述すれば大丈夫です。
例えばカタカナひらがなキー(vkF2sc070)の場合は
vkF2::
と書けば動作すると思います。
通常キーを修飾キーにする(おすすめしない)
これは、aとかの通常キーを修飾キーとして使えるようにする方法ですが、おすすめはしません。
なぜなら、aを押しながらbを押すことで動作するショートカットキーを設定したとすると…
- 修飾キーとして使うキーが無効になる。=aが入力出来なくなる。
- キーの操作が効かなくならない設定はできるけどデメリットがある。=aが入力されたあとに設定したショートカットが動作する。もしくはaの入力がワンテンポ遅くなる。
からです。
それでも使いたい!って方は下のやり方を参考にしてください。
で、やり方は
a & b::
のように書きます。& の両隣に半角スペースを入れることに注意しましょう。
aを無効にしたくない場合は
~a & b::
;aが入力されてしまうパターン
もしくは
a & b::
動作
return
a::send,a
;aの入力がワンテンポ遅くなるパターン
と書けば、aは入力されるし、aを押しながらbを押した時のショートカットも使うことができます。
まとめてきな
今回はキー指定の入力について解説しました。
次回は動作の書き方について書いていきます。
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